住宅ローンの審査は2回ある 審査を通過するポイントとは

住宅ローンの審査は2回ある 審査を通過するポイントとは 家づくり

家を建てるぞー!買うぞー!住宅ローン申し込んですぐに支払いを!!
なんて簡単に進まないのが住宅ローン

金融機関も大金を貸すため、しっかり審査がありますよ!
最近では事前審査(仮審査)を省略している場合もあるので、検討している金融機関に問いあわせて審査を受けるようにしましょう!

では、今回は住宅ローンの審査はどんな種類があるのか?
どんな審査を受けるのか?を簡単に説明できればと思います!

目次

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事前審査(仮審査)とは

住宅ローンを正式に申し込む前に、金融機関が
・申込者の信用情報
・申込者の返済能力
これらについて、判断する審査です

本審査とは違い、審査書類も少なく、早ければ即日、遅くても1週間程度の短期間で結果が出ることがほとんどです

物件の契約前に審査を受けることができるため、
・住宅ローンを組めるか
・いくらくらいの額を借りることができるか
などを事前に確認することができるため、安心材料として審査をうけることもおすすめです!

審査の受け方

金融機関に審査に必要な書類を提出し、審査の申し込みを行うことが一般的ですが、最近ではインターネットで申し込める金融機関も増えてきています

それぞれの金融機関によって審査の受け方に多少の違いがあるため、事前にチェックしておくようにしましょう!

本審査とは

事前審査通過後、金融機関の本部と信用保証会社により、事前審査よりも厳密な審査が実施されます

事前審査に通過した場合でも、事前審査での申告内容と相違がある場合や、物件に問題があるとみなされた場合、健康状態により団信審査が否決だった場合、本審査に通過しない場合もあります

本審査にかかる日数は、事前審査よりも長く、1週間~2週間程度かかることが多いです

審査の受け方

事前審査(仮審査)を行っていない金融機関の場合は、希望する金融機関へ住宅ローンの審査を受けたいことを伝え、必要書類を提出し、審査を受けます

あらかじめ事前審査(仮審査)を受けた金融機関の場合は、事前審査の承認結果が出た際に、金融機関の担当営業さんから、本審査へ進むために必要な書類などを教えてもらえると思いますので、指示に沿って審査をすすめることとなります

審査で重視されるポイント

一般的に重要視されているであろうといわれているものは下記のものです
絶対にこれをクリアしていないと、住宅ローンを組むことができない!ということではありませんので、事前に金融機関へ相談してみましょう!

1位:完済時の年齢
80歳までの完済を条件としている金融機関が多く、重視されることが多いです

貸したお金が返ってこないと金融機関も困ってしまします

最近では80歳を超えてもバリバリ働いている方もいらっしゃいますよね?

色んなローンの組み方もあるので、金融機関へ一度相談してみましょう!

2位:健康状態
団体信用生命保険に加入することを条件としていることが多いため、団体信用生命保険に加入できる健康状態かどうかを重視されます

団信に加入しなくても住宅ローンは組むことができます!

3位:担保評価
もしも住宅ローンの返済ができなくなったと場合、金融機関は担保にしている不動産を売却することで、融資した金額を回収します

その担保価値が低いと融資した金額を回収できなくなるため、担保の評価額は重要とされています

借入金額によっても基準は変わってきますので、一概に価値のない土地建物はダメ!ということではないですよ!

4位:借入時の年齢
就職してすぐの20代では、まだ将来的な収入に関して不安定であるとみなされることが多いため、不利になる場合があります

20代のイエ~♪ってCMでながれていますよね?!

最近では20代で家を建てる家庭も増えているので、あまり重要視しなくてもいいと思います

5位:年収
年収と借入額のバランスを見て、無理のない借入額かどうかを重視します

年収が低いから通らない、年収が高いから通る

ではなく、あくまで大事なのは年収と借入額のバランスです

金融機関が提示する借入可能額は、あくまで目安です

家庭によって返済可能額は違うので、そちらに注意しましょう!

6位:勤続年数
勤続年数は3年以上あることが望ましいとされています

しかし、3年未満の場合でも転職前よりも年収が増えている場合には、審査に通る場合もあります

最近は1年以上の勤務年数があれば審査を通過していることも多いです

これは結構リアルかもしれないですね

さすがに数か月単位で転職を繰り返すのは避けてください

1年未満の勤務年数でも前職から年収が増えている場合は通過する可能性は全然あると思います!

7位:連帯保証
最近では連帯保証人を立てるよりも、保証会社を利用することが一般的なため、保証会社の保証が受けられるかどうかが重要となってきます

保証会社が利用できるかどうかは、信用情報が重要になってきます

不安要素がある場合は、事前にJISS、CICに情報開示の依頼をかけましょう

※いくつかの項目に不安があるから審査を受けられない、必ず審査に落ちるということはありません

複数の金融機関に申し込みを行い、審査通過の可能性を高めることをお勧めします!

審査に必要な書類

金融機関によって多少の違いがありますが、一般的には次の書類が必要となります
審査を受ける場合は、必ず事前に金融機関へ必要書類を確認するようにしましょう!

本人確認書類
運転免許証や健康保険証、パスポート等
実印+印鑑証明書(マイナンバーカードでコンビニで取得するとお安くなるのでおすすめ!)
住民票の写し

収入証明書類
給与所得者の場合・・・前年分の源泉徴収票
自営業者および個人事業主の場合・・・過去3年分の確定申告書および付表の写し

物件確認書類
購入しようとしている物件のチラシ・建物の図面、見積書、土地の所在地の写しなど
他で借入をしているものがある場合は、その契約内容や残高が分かる書類が必要となります

他にも、追加で必要書類を求められる場合がありますので、すぐに準備するようにしましょう

審査のポイント

複数の金融機関に申し込む
金融機関ごとに審査基準が違うため、3つ~5つ程度の金融機関に同時に申し込みをしておいてもいいんですよ!

審査落ちや減額承認のリスクを減らすことができ、より良い条件の金融機関を選択することができるメリットがあるので、複数で審査を受けましょう

審査に落ちた後に、連続して複数の金融機関へ住宅ローンの審査申し込みをすることは避けましょう!

あくまでも、金利や団信などの比較検討のために複数申し込みをしましょう!

信用情報に不安がある場合は事前に調べておく
金融事故があると、住宅ローンの審査では圧倒的に不利になります。
詳細は別記事にまとめてありますので、気になる方はチェックしてみてください。

申告内容は正確に報告する
必ず虚偽の無い、正確な情報を申告しましょう

申告内容と提出書類の内容に相違があった場合は、確認のため、審査の時間が長引いてしまいます

他の借入がある場合はなるべく完済しておく
融資金額を決める際、金融機関は総返済負担率を重視します

他の借り入れが残っている場合は、総返済負担率が高くなってしますので、できる限り完済しておくことをお勧めします

ちなみに理想とする総返済負担率は年収の20%以下と言われていますので目安にしてください。

返済負担率の計算式
 年間返済額の合計 ÷ 額面年収(総支給額)× 100

【まとめ】

我が家が特に注目したポイントは

・複数の住宅ローンの審査に申込む

・車のローンを完済

・虚偽の申告は行わない

・事前に取り除ける不安材料は取り除いておく

・申込直前直後の転職は避ける

以上です!

なるべく心穏やかに審査結果を待てるよう、記事を参考にしていただけると幸いです!

ではまた!

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