我が家は連帯債務で団信は夫のみの加入
という形で住宅ローンを契約しました
住宅ローンを検討する際、誰が契約をするのが、一番メリットを感じられるのか…?
それを検討するため、色々調べたことをまとめていきます!
それぞれの家庭に合う住宅ローンの組み方があると思うので、ぜひ参考にしてください!
※記事の略化のため、団信の支払事由を『死亡』に限定して書かせていただきます。
他にも支払事由があるので、注意してください
目次
住宅ローンの借り方の種類と特徴
単独 連帯保証人なし
一人の収入で審査を受け、一人で返済する
単独 連帯保証人あり
一人の収入で審査を受け、一人で返済する
しかし、契約者が返済不能となった時、連帯保証人が返済義務を負うため、連帯保証人も審査対象になります
連帯保証人の収入も合算して審査を受けられる場合があります
金融機関へ問い合わせてみてください
連帯債務型
二人の収入を合算して、主債務者のみが審査を受け、1つの住宅ローンを契約する
主債務者、連帯債務者の二人で返済する
ペアローン
一人の収入で審査を受け、一人で返済する
これを夫婦でそれぞれ行い、2つの住宅ローンを契約する
住宅ローンの借り方別 メリット・デメリット
単独 連帯保証人なし
メリット | ・団信契約中の場合、契約者の死亡時に住宅ローンが完済される ・審査時の必要書類が一人分のため、準備書類が最小限で済む |
デメリット | ・他の借り方よりも借入可能額が少ない傾向にある ・契約者しか住宅ローン控除を受けることができない ・同居人が死亡しても住宅ローンは残る |
・どちらかが無職で、今後も働く予定はない場合
・必要書類等、審査にかかわる手続きを簡略化したい人
・一人で住宅ローン控除を満額受け取れる人
単独 連帯保証人あり
リット | ・連帯保証人なしの場合よりも、借入可能額が増える ・団信契約中の場合、契約者の死亡時に住宅ローンが完済される ・連帯債務型よりも取り扱い金融機関が多い |
デメリット | ・連帯保証人は住宅ローン控除を受けられない ・連帯保証人は団信へ加入できない ・債務者が返済不能となった場合、連帯保証人が、住宅ローン残高を肩代わりしなければならない |
・連帯保証人なしの場合よりも借入額を増やしたい人
・一人で住宅ローン控除を満額受け取れる人
連帯債務型
メリット | ・二人とも住宅ローン控除を受けられる ・単独で借りるよりも借入可能額が増やせる ・契約が1本のため、ペアローンよりも事務手数料等の諸費用を抑えられる |
デメリット | ・団信の加入条件や種類が複雑 ・連帯債務者が団信未加入の場合、連帯債務者が死亡しても住宅ローンは残る ・主債務者のみ団信加入の場合、主債務者が死亡しても、連帯債務者の持ち分の住宅ローンが残る場合がある |
・諸費用の負担を抑えたい人
・どちらかがいずれ仕事を辞める可能性がある人
・住宅ローン控除を夫婦二人で受けたい人
ペアローン
メリット | ・二人とも住宅ローン控除を受けられる ・それぞれの満額で住宅ローンが組めるため、借入可能総額を増やせる |
デメリット | ・契約ごと事務手数料等の諸費用がかかるため、2倍になる ・それぞれの団信保険料がかかる どちらかが死亡しても一方の住宅ローンは残る |
・連帯債務型よりも借入額を増やしたい人
・住宅ローン控除を夫婦二人で受けたい人
団信の契約について
単独(連帯保証人なし) | 契約者のみの加入 |
単独(連帯保証人あり) | 契約者のみの加入 |
連帯債務 | 主債務者のみ加入の場合と、夫婦連生団信で二人加入する場合とある |
ペアローン | それぞれの契約ごとに団信へ加入 |
死亡時(団信 支払事由発生時)の住宅ローン残高
単独(連帯保証人なし) | 住宅ローン残高の全額が完済される |
単独(連帯保証人あり) | 住宅ローン残高の全額が完済される ※連帯保証人が死亡した場合は、住宅ローン残高が残ります |
連帯債務 | 主債務者のみ団信加入の場合 →住宅ローン残高の全額が完済される 主債務者の持ち分残高のみ完済される ※金融機関により異なるため、要確認です。 ※連帯債務者が死亡した場合は、住宅ローン残高が残ります 夫婦連生団信の場合 →どちらが死亡しても、住宅ローン残高が完済される |
ペアローン | 死亡した人の住宅ローン残高のみ完済される |
団信について詳細
別記事でまとめているので、興味のある方はそちらをCheckしてみてください!
まとめ
住宅ローンの組み方、色々あって悩みますよね
ちなみに我が家が連帯債務型を選択した理由は
・住宅ローンの借入額が夫婦二人の方が通りやすかった
・諸費用を抑えたかった
・住宅ローン控除を夫婦二人で受けたかった
・団信加入は主債務者の夫のみだが、
夫が死亡しても全額完済対象となる団信だった
以上です!
それぞれの家庭に合う住宅ローン選びの参考になれば幸いです!
ではまた!